LAIBACH

7月の28日は木曜日。ここのところ夜に眠れないので午前いっぱい惰眠を貪っている。時間があるというのも困りものなのかもしれない。一日の中で気分が浮いたり沈んだりを何回も繰り返していて、こういうのは久しぶりというか初めて経験する。先が見えないってことに全て端を発してるんだけど。前向きに考えたり、今ある状態を楽しむように頭を切り替えようとしてもなかなかこれがむつかしい。かといって人に相談するのも、きっと理解されないだろうと思うからできない。友人を頼る大切さを十分にわかっているつもりなんだけど、最終的に自分だけで乗り切ろうとしていてなんだか情けない。友達がたくさん必要とかそういうことではないんだけれど、自分がダメにならないよう助けてくれるのは友人だと心のどこかで思っている。だけどいい人間関係を構築したりそれを保ったりすることがどうも苦手らしい。


最近洋服、とりわけその組み合わせだとかファッションが特別にたのしい。ライブをするときは毎回違う格好をしようと考えていて、そのおかげで次はどんな服を着ようという思考で街を歩いている。好きな洋服やアクセサリーを買うというのは働くいちばんの動機になり得ると思う。そういえばこないだはじめて洋服の発表会に行った。お客さんは結構複数で来ていて視線が怖かった。実際そんなに見ていないのかもしれないけれど居心地がとにかく悪かった。正方形の部屋で、隠れ場所がないから。しかし洋服はどれもかわいかった。冷静に眺められたかというとそうではなかったけれど、行く前にジャージを買うって決めていたから手縫いのかわいいやつを見つけられてすごく嬉しい。届くのは先だけど楽しみができて良かった。夏の暑い時期に秋冬服を買うのは本物の服好きだって思っていたけどついに自分がやってしまった。


こうして文を書いてみるとアクチュアルな言葉しか出てこなくて、どうもダメだ。記録みたいな文。小説とかには向いてないかもしれないけけど挑戦したいという気持ちはある。いざ書き出してみると気持ちの整理にもなるし自分にはやっぱりコレだなと思う。ふとしたときに馬鹿みたいな気分になって生きるのが厭になってそういう気分になること自体にもガッカリするんだけどたしかに嬉しいことや楽しい瞬間もあって生きることを諦めちゃいけない気がしている。